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音楽は偉大だ [考え事]

「どんなに長く感動的な小説も、たった5分の音楽には敵わない」

 ここ数年来、ずっと感じてきた事ですが、がぁこさんのブログはこちらの記事へコメントして、改めて思いました。

 元々、音楽好きの読書好き。
 それが嵩じて、10代の頃にはドラムを通して、自ら音楽に携わるようになりました。
 更には30歳を過ぎてから、まがりなりにも小説なるものを書き始めました。
 自ら両方手を染めてみて感じた事。もちろん両者は全く別物であり、それぞれに違った良さがあります。私の個人的な感情なので、異論がある事も否定しません。それでもこと感動に関しては、文章は音符に敵わない。そう思ってしまうんですね。

 映画やテレビドラマでも、主題歌や挿入歌、更にはBGMがストーリーを盛り立てます。それらがなく、セリフや現実音だけだったら、味気ないものになってしまうでしょう。

 私が小説を書く場合も、好きな音楽を流して気分を盛り上げながら、描いています。
 どんなに感動的なシーンが描けたと思っても、その時流している曲には到底敵わない。

 事ほど左様に、音楽は偉大な芸術である。そう思うのです。
 
 


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共通テーマ:日記・雑感

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コメント 17

メロディーが流れる小説・・・。
僕も、そういう作品が書けるようになりたいなと思います。
以前、書いた作品は、章ごとに、スペイン~中国~フランス~ギリシャの民族音楽を思い浮かべながら綴りました。
by (2006-01-12 00:52) 

がぁこ

私如きの記事にリンクして頂きありがとうございます。m(_ _)m
でもそういう風に相手の力をちゃんと認めるeikohさんはすばらしいです。
両方に携わったからこその、ご意見ですね、きっと。
by がぁこ (2006-01-12 01:54) 

えいこう

誠大さん
nice!、コメント、ありがとうございます。
そうですね。私も、イメージに合う音楽を流しながら書いたりしてるんですが。
特に「シング・アット・ザ・ムーン~……」は、曲付きで公開出来たら、なんて考えてました。

がぁこさん
nice!、コメント、ありがとうございます。
いえいえ。今回は私のコメント絡みでしたけど、紹介したいブログは、どんどん取り上げさせて貰ってますので。私とて大したブログではないですが、少しでも広がっていけばいいなと思ってます。

いいものはいいと認める、素直な謙虚さも必要かと。それによって見えてくるものもありますし、自身の向上にも繋がります。
また、実際に経験するという事は、やっぱり強いですね。
by えいこう (2006-01-12 02:40) 

Baldhead1010

たしかに、歌詞よりもメロディーだと思います。
by Baldhead1010 (2006-01-12 08:26) 

okko

私の後から、はいつも邪魔にならない程度に音がながれています。
テレビの「しゃべる」声は集中力を欠きますが、好きな音が流れているのは気になりません。音楽はいつも人の想いと繋がっているようにおもいます。
by okko (2006-01-12 09:32) 

マロンママ

確かに!音楽はすごいと思います。
歌詞で泣けてしまうものもあるんですけど、
きっと、文章で読むだけでは泣けないかも・・・
そこに、ぴったりなメロディーがあって、初めて、涙を誘ったりしますよね。
歌詞に関係なく、メロディーだけで泣けてしまう曲も多々あるし・・・。
バーバーのアダージョの、ウイーンフィル演奏のバーンスタイン指揮の演奏は、本当に涙が止まらなくなる名演奏だと思います。
こういう、演奏者によって差が生まれるっていうのも不思議・・・
でも、文章もすばらしいですよね。文章を読む時にしか味わえない、空気、というか、間、というか・・・そういうものもあると思うのです。
東野圭吾の白夜行がドラマ化されるみたいですが、あれがどうにも納得できない・・・あんな、微妙な空気、静けさの中の恐ろしさ、悲しさ、虚しさ、歪み・・・ああいう、静かに鳥肌がたってしまうような雰囲気を、どうやってドラマで表現するのか?できるわけないやん~!と思ってしまいます。陳腐なドラマになりそうで、名作にケチがつきそうで、いやだなぁ~。
by マロンママ (2006-01-12 10:15) 

cleanair

ホント、メロディーって大事ですよネ。
良い音楽は沢山ありますが、映像と音楽がマッチングしていて素晴らしいのは映画の「船上の上のピアニスト」です。特に窓際に見える憧れの女性を見ながら、その気持ちをピアノの旋律にしてしまうところなんて最高です。
http://blog.livedoor.jp/cleanair/
by cleanair (2006-01-12 10:25) 

千葉の達人

以前、尊敬している先輩から
「人間は感情と共に 色々な音楽を奏でる。感情が、一番の音源だ」
って 聞いた事があります。
なんだか、すごくココロに 残っています ^^
by 千葉の達人 (2006-01-12 13:10) 

といいましょうか…(なんの前置きもなしに、接続詞?)、
自分の作品を書きながら、「ああ、これにバックミュージックついたら
どんなに感動的になるだろう!?」なんて
考えたりしたことありませんか?
私はいつも考えます。(笑)
by (2006-01-12 21:13) 

えいこう

Baldhead1010さん
nice!、コメント、ありがとうございます。
直接歌詞の分からない外国語の曲でも、感動出来ますからね。

okkoさん
言葉は脳を刺激してしまうけれど、音楽は癒してくれるからでしょうか。感性に訴えるという点で、心に直結しているのかもしれません。

マロンママさん
nice!、コメント、ありがとうございます。
そうですね。音楽、メロディはきっと、言葉よりも喜怒哀楽にダイレクトに届くのではないでしょうか。
演奏者の違いもありますね。特にクラシックは、譜面に乗っ取ってアレンジ等素材はいっしょでも、各々の解釈によって違った作品のようにもなる。奥が深いです。
もちろん、文章には文章の良さもあります。様々な情景を、言葉によって表現する。それをドラマ化するとなると、俳優さんの表現力やカメラワーク等に頼る事になる。表現方法が違うので、秀逸な原作を映像化するのは難しいでしょうね。私は原作を読んでいないので、ドラマは白紙の状態で見ようと思ってます。

cleanairさん
やはり映像作品を盛り上げる重要な要素として、音楽は欠かせないものでしょう。人の喜びや悲しみを表現したり、逆に恐怖心を煽ったりと。最早、なくてはならないものですね。

千葉の達人さん
nice!、コメント、ありがとうございます。
説得力のある言葉ですね。まさに作曲家、演奏家の感情の発露が、音楽という事なのでしょう。

torichin画伯
nice!、コメント、ありがとう。
あります、あります。記事でも書いたけど、書いてる最中はイメージにあった音楽を流してる。或いは、ある曲に触発されて書いた作品もある。歌詞も含めて。だから、それらの曲を聴きながら読んで貰えたら、より効果的だろうななんて、常に考えてる。
特に「シング・アット・ザ・ムーン」シリーズはそう。歌詞が出てくるけど、本歌があります。歌詞をそのまま使うと著作権等に絡んでくるので、曲に合わせて韻を踏んだオリジナルにしてます。
イメージにあった曲の入ったCDを添付して出版出来れば。そんな事も考えてます。
by えいこう (2006-01-12 23:12) 

えいこう

あの遠い夏の思い出さん
nice!、ありがとうございます。
by えいこう (2006-01-13 02:08) 

アッキー

音楽は人の心までコントロール出来ちゃうので
凄いですよね
作曲する人は天才です、あっ神かもしれない・・・・
by アッキー (2006-01-13 10:40) 

えいこう

アッキーさん
nice!、コメント、ありがとうございます。
ホントですねぇ。人の喜怒哀楽まで左右出来る。
作曲者は偉大です。
by えいこう (2006-01-13 22:27) 

えむぬま

子供の頃から音楽に触れながら生きてきたはずなのに、音楽に「偉大さ」を感じたことはありませんでした。
音楽も結局は単なる空気の振動。目で見ることはできないし、形もなく触ることもできない。それなのに、振動の揺らぎや共鳴の変化によって、人に感動を与えたり、興奮させたり、沈静させたりと、人間の精神的な部分に大きな影響力をもつ。そんな音楽に私は「偉大さ」よりも「神秘的」なものを感じています。
(自分でも何を書いているのかわからなくなってきてしまいました…)
by えむぬま (2006-01-13 22:47) 

えいこう

えむぬまさん
nice!、コメント、ありがとうございます。
あまりにも身近で当たり前のようにあると、却ってそうなのかもしれませんね。
理屈では表せない、割り切れない不思議さに、神秘性を感じるのでしょうか。
by えいこう (2006-01-13 23:09) 

ecco

音楽も文章も絵も
それぞれ別のものではないんだよね。
みんなつながっていくんだ・・・・
by ecco (2006-01-15 11:18) 

えいこう

eccoさん
nice!、コメント、ありがとう。
心を潤してくれるという点ではいっしょでしょう。それらに触れる事によって、豊かな気持ちになれますね。
by えいこう (2006-01-16 00:07) 

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